そう。実は、東雲くんのことで困っています。

どうやら、私は彼に気に入られてしまったらしく、付きまとわれていると言うか…何と言うか…。

「ひまわり。嫌だったら、はっきり嫌っていいなよ?」

純夏ちゃんがため息をつきながら言った。

「…うん。でも、可哀想かなぁって…」

あんまり、酷い扱いをするのもどうなのかなぁって思ってしまう。

「「「はぁ!?!?」」」

3人が同時に言った。

「ちょ。3人とも!声が大きいよ!」

「ひまわり、バカなの?!」

花乃ちゃんに肩をがくがくされる。

「え!?」

「本当にね」

純夏ちゃんが言うと、香奈ちゃんは頷いた。

「あのねぇ!ひまわりはお人好しすぎ!!あんなの、ただのストーカーだよ!?相手にすることないのっ!」