ーsideクロードー
レイカの衣装が決まり、俺のもサイズ(また、身長が伸びて190、3㎝だった。後肩幅も数値増えていたな。)を新しくした。
全部終わった後にレイカの事を見に行ったらレイカはベッドの上で定期的な寝息をたてて、眠りについていた。─妊婦に良くある事らしいが妊娠すると眠くなる、と城が抱えてる医者はそう言った。
レイカに近寄り、レイカの頭を撫でる。さらさらしていてさわり心地が良い。手でレイカの髪を絡ませてみると毛先まで指に引っ掛かる事なく、髪は、枕の上に落ちる。
「レイカ、愛してる。」言いたくなった言葉。
呟くとレイカの目が開いた。
「あ、クロードぉ~」と起き上がりニッコリ。…なんか何時もと違う。
「レイカ、おはよう、良く寝れたか?」と聞くとまた、ニッコリ。…良く寝れたらしい。
頭を撫でるとレイカは両手を俺の方に出して
「ぎゅ~して?」と言ってきたから、レイカの言う通りにすると、レイカが
「クロードの匂い、安心する…」と言いレイカはその体勢のまま眠ってしまった。
………寝惚けていたのか?