ーsideレイカー
報告書の少しでもおかしい所、経費の使いすぎとか叩けば叩くほどあった。
だけど、物の修理代とか必要なのはその分経費を掛けた。…修理すれば使えるのに捨てるなんて勿体無い。
そんなこんなであっと言う間に3ヶ月たった。
そんな時、だった。
「王家のティーパーティーが開催されるんだ。一緒に行かないか?」とクロードが言った。
「ティーパーティー?」今、あたしの部屋で一緒にシエルと遊びながらまったりしていた。
「あぁ。各団の団長、副団長が出るんだ。…ただ、問題があって…」とクロードが口ごもってしまった。
「…?どうしたの?」と言うと、クロードは深呼吸すると
「このティーパーティーに行くと恋人同士だと公然に結婚するって言ってることと同じなんだ。」…え。クロードはもう一度深呼吸すると座ってるあたしの前に膝を付くとあたしの両手を握り
「俺は本当はクロード・フレア・フォースなんだ。」…えっ。