「俺的にはもっとレイカには甘えて貰いたい。それに、───」耳元でとある言葉を囁くと
「っ!!エッチ!!」と言ってじたばたしてレイカは俺の中から脱出しようとしてるし。
「ダメだ。」と言ってさらに腕の力を強くする。…諦めたのか、暴れるのを止めて
「ケチ。」と恨めしそうに言った。
「ケチで結構。…話し変わるけどレイカって結構あるんだな。む、んん!!」言いたい事の先を分かったのか、口を手で塞がれた。…レイカの手、小さいし柔らかい。…女ってこんなに柔らかいのか。…レイカは睨んでるみたいだが、全く怖くない。口を塞がれた手をほどいて俺は
「話しは変わるけど、して欲しい事があるんだが、──」と言うとレイカは
「こんな事で良いの?」と真上から俺を見下ろしながら言った。
「あぁ。…最高。」と言いながら、レイカに膝枕して貰ってる。
つい、うとうとしてしまった。頭を撫でられてる。
「髪質、固いんだ。…でもさわり心地良いなぁ。」とレイカの独り言。のほほんとした空気を満喫していたが、邪魔された。