紅茶、シエルには温めたミルクを器に出してシエルはミルクを飲んでいる。
「シエル、喜んでる見たいです。ありがとうございます。」と言うと、団長は
「家で飼ってる猫達もあれが好きみたいで買ってくると、ねだられる。」と優しい顔で言った。
「達…ですか?」と言うと
「あぁ。二匹いるんだ。どちらともメス。」と言った。
「そうなんですか…そういえば、シエル。団長には警戒心抱いて無いみたいで、良かったです。」と言うと団長は
「あぁ、あの時一緒に居たから〝自分を助けてくれた人〟なんだろうな。」と言うと団長はシエルを見て言った。ミルクを飲み終わったのかシエルは口の回りをペロペロして、顔を洗い始めた。…満足みたい。
「なぁ、もし──」と団長は途中まで言うと、黙ってしまった。
「どうかしました?」と言いたいことが気になって聞くと団長は大きく深呼吸すると
「レイカ──もし、好きだと言ったら、女性として好意を抱いてると言ったら、どうする?」と言われた。