夕御飯も早々に食べて、部屋に戻るとシエルに

「ただいま。」と声を掛けるとまるで『待ちくたびれた』と言う様な顔をされた。

「ごめんね?シエル。何して遊ぶ?」と言うとシエルはシエルは先っぽが真ん丸でフワフワの猫じゃらしを持ってきた。

あたしは猫じゃらしを受け取って、シエルの前で猫じゃらしを左右上下に振ると、シエルもそれを追いかけて遊んだ。(…レーザーポインター、作ろうかな?また雑貨屋行かなきゃ、材料無いけど。)

暫く遊んでいたシエルだったけど急に顔を上げるとベットの下に潜り込んじゃった…。

どうしようか?と考えてるとノックが聞こえて、「はい。」と行ってからドアを開けるとクロード団長とゼリアさん。

「え~っと…?」珍しいな。こんな時間の来客。

「レイカに話しがあって来たんだ。…単刀直入に言う。…レイカ。昇格試験に受けないか?」…えっ!?

「あたし、まだ入ったばかりなのに、昇格試験ですか?おそれ多いです。」と言ったのに団長は

「いや、全然早くない。ゼリアは小隊長補佐官なんだ。…なのにレイカは初戦で勝った。十分な理由だ。」と言った。