猫を飼うにおいて、重要な事を済ませると夜になっていた。
あたしの部屋にキャットタワー、(説明書見ながらせっせと作った。)猫用トイレ、など置いて、部屋の準備を済ませると泥まみれの猫を洗うと綺麗なライトグレーの毛並みで短毛。しかも
「スカイブルー…ロシアンブルーな訳無いよね?」と言った。ロシアンブルー…猫の種類の1つで凛々しい面差しが特徴。
「目が青いから、君の名前は《シエル》ね。宜しくね?シエル。」と言うとシエルは
「にゃー」と言った。(この時点でロシアンブルーでは無い。ロシアンブルーは滅多に鳴かないから。)
毎日やっている勉強をしているとシエルが膝の上に乗ってきた。…シエル、あたしには心許してるんだ。よかった。シエルのお腹を優しくポンポンとすると気が抜けたのか、シエルは目を閉じた。暫くじっとしていたけどシエルが寝付いたのを確認して、シエルの寝床にシエルを横たえるとあたしも寝るためにベットに入った。