暫く、喫茶店で休み、団長がカップに入ったブラックコーヒーを飲み干し、ソーサーの上に音もなく戻すと

「さてと、次は俺の用事に付き合ってくれるか?」と言ってあたしはアイスティーを飲み干し

「はい。」と言い、お店を出て

「団長。すみませんが、妹さんの好みとかあと年齢を教えて貰えませんか?参考にしたいので…」と言うと団長は考えて

「あいつは誕生日を迎えれば、17だな。…甘い物に目がないな。音楽を小さい頃から習っている…動物好きなのに犬アレルギーで犬には触れない。だから家に猫が二匹いてそいつらをかなり可愛がってる。」と言ってくれた。

「そうなんですか。…では雑貨屋さんへ足を運びませんか?」とあたしは言った。

ー1時間後ー

「──お陰で良いものが買えた。こいつならアイツも喜ぶ。」と言ってくれた。

「あと、レイカ。何を買ったんだ?統一性が無い気がするんたが…」とあたしが持っている物に興味を示してる。

「これを組み合わせて猫ちゃんたちを喜ぶ物が作れるんです。」と言った。…こういう物理系の組み立ても得意。…作るのはレーザーポインター。