レイカ、今………。
……俺が耳にした事は聞き間違い、じゃあ無いよな。『何故そんな事知っているんだ』と思った。俺の雰囲気を感じたのか
「今はおちびちゃんずが居て、これぐらいしか出来ないから…。そう言うの何も知らないから……教えて?」首をちょこんと傾けて言う。
…それで言われると弱いの知ってるだろ。
ー数十分後ー
レイカに発散して貰った。
今は、俺は猫じゃらしでシエルと遊んでレイカはその様子を見てる。
…午前休暇もあと少し、か。
…シエルじゃなくて俺に構って欲しいな…。
レイカの背中から優しく包み込む様に抱き締めた。ピギっと固まったレイカに
「仕事中にレイカと会えなくなるのに…もっと俺に構ってよ。」……レイカは耳が弱い。だから敢えて耳元で囁く。……レイカ首、真っ赤。内心、独り占め出来たようで心が躍ってる。
くるっとレイカがこっちに向くと襟を引っ張って俺の唇にキスをしてくれた。
「不意打ちもーらい」ニコって笑って言われた事とキスで顔が熱くなってしまった。
……負けた感じがするのは俺の気のせい?