「じゃああたしたちも。」とレイカが椅子の方へ移動するのを見て、レイカが歩きやすい様に俺が近くに行き、レイカを支えながら椅子に座らせた。
「「頂きます。」」……ハモった。
「ハモっちゃったね?」とニコニコと微笑んでる。
「だな。…食べるか。」そう俺が言うと俺たちは食べ始めた。
食べ終わり、俺は食後のコーヒーを楽しみながら
「レイカ、夜話したい事あるんだ。なるべく早く帰るけど、レイカ。体調には気を付けるんだからな?」
「話したい事?…今じゃダメなの?」とちょこんと首を傾げてるレイカ。…可愛い…。
じゃなくて!!
「話し、長くなるかもしれないからな。」俺の話したい事はレイカの産休について。
取るとして、レイカたちが居るところはここじゃなくて、城になるだろうし、もしかしたら息が詰まってストレスになるかも…と考えたからだ。
考える位ならレイカが一番良いと思うのを優先したい。(俺としたら城に居て欲しい気持ちもある。城だったら常駐の医者が居るから万が一の時は対処しやすいから。)