ーティーパーティー当日ー
仕立て上がったドレスを着て、胸元にクロードが「これを付けとけ」って言われた花の形をした(花弁はサードオニキス?かな?で多花弁の中心にはローズクォーツ?…色で予想。)ブローチを渡された。
仕立て屋さんも分かっていたのかブローチを付けれる所はあった。…そこにブローチを付けて髪もアップにしてもらい、お化粧は匂いがキツくないメーカーで助かった…。(あたし自身匂いがキツいのは好みでは無いから。)用意が終わり、椅子に座ってると白を基調とした王族しか着れないブレザーとスラックスに身を包んだクロードが居た。ポイントに金のラインが上品に見える。着こなしてる…。カッコいい…と思わず見とれてると
「レイカ、スゴくキレイ…。」と誉めてくれてあたしも
「クロードカッコいいから、見惚れちゃった…」と恥ずかしながら言うと優しくぎゅってしてくれた。
──落ち着く。
ぽこぽこぽこぽこ…
「お父さんって分かったのかな?」と呟くと
「だと、いいんだけどな。」とフッと笑ってあたしのお腹をなでなで。クロードの目は優しい色で生まれてくるのが待ち遠しいって言ってる感じだった。