「分かりました。…では、話しを元に戻して会議を終わらせましょう。」とアースの団長は微笑んでいた。
「ありがとうございます。…では、元に戻しましょう。」そう前を向いて話し始めた。
ー2時間後ー
会議が終わり、俺はレイスの診療所へ向かっていた。
─随分時間が掛かってしまった。と思い街中を闊歩している。…レイスの診療所に着きレイスがいつも居る部屋のドアをノックしてから
「俺だ。…すまない遅くなった。」と言うと
《すぐ行く。》とドアの向こうからレイスの声が聞こえてドアが開き
「じゃあ行くか。」とレイスが言った。
ーsideレイカー
髪を触られている。…たまに指に絡ませながら。
「う~ん…クロードォ」と呟きながら腕を伸ばしてさ迷わせてみるとクスッとクロードが笑った感じがした。
「もう、起きてるだろ」なんて呟きながらだけどさ迷わせている手を握ってくれた。…剣をやってる人独特のゴツゴツした感じの大きな手。クロードのこの手に頭を撫でられるとドキドキと安心2つを感じる。