昼休みに裏庭に来るよーにって、沙夢から誘ってきた。
これ以上に嬉しいことはないわ。
なのに、態度は心と逆のことをとってしまう…
んで、裏庭に、焦らしてやろうと思い、10分も遅れていった。
けど沙夢はなんにも気にすることなく、俺に話しかけた。
俺は昴くんから五十嵐くんに名前呼びに変わっていたことにちょっと、腹を立てていた。
そして、沙夢から
[別れよっか]って言われた。
鈍器で頭をドンっと殴られたよーな気がした。
なのに、沙夢は俺の返事を聞くことなしに、スキップをしながら、去っていった。
情けねぇ。 俺。