優愛「……………………………。」


悠馬「……………………………。」


魁斗「……………………………。」


勇司「……………………………。」


リビングまで聞こえた陸と凜の声。


優愛は家を飛び出した


勇司が後を追う。悠馬も……。


いつも行く公園で優愛は泣いていた


勇司「……………………………。」


優愛の乗るブランコの横に勇司も乗った


勇司「生きる時代が違うんだから仕方ないだろ」


優愛「別に祝言挙げたいなんて言ってる訳じゃないじゃないっっっ!!!」


勇司「未来には未来のやり方があって」


優愛「好いてるとも言ってないじゃない!!! 陸……最低……。全否定……」


悠馬「家から出るなって言ってるだろっっっ!!!」


優愛「(ビクッ!)ごめんなさい」


悠馬「この時間はマズイ。帰るぞ」



早急に連れ戻された2人。


陸「勝手に出てんじゃねぇ!!!」


優愛「はい。すみません」


陸「OBに電話して優輝先輩の家探せ」


優愛「っっっ!!! 行きたく無い!」


陸「俺らはいつ捕まるか分かんねぇ…」


優愛「家から出ないから!!お願い…」


全「……………………………。」


誠「お祖父ちゃんと……お婆ちゃん」


陸「そっちのが安全だ………」


優愛「いやっっっ!!!行かない!!」


凜「優愛……うちらも、未成年だし…」


陸「遊びに行くから………」


愛優「お祖父ちゃんに会いたい!!!」


優愛「……………………………。」


歳輝「その方が良いよ。姉上………」


優愛「……………………。分かった…」



ーーーーーーーーーーーー



10日後……

優輝菜と優衣の家の前に立つ連合と子供達………………。


連合「でけぇーーーーーー!!!」


一家心中したと噂があり、インターホンを押す勇気が無かった……。


本当に死んでたら……優愛達は本当に行き場が無くなる。帰れなかったら……
一生面倒をみることになる。


でも、新選組は何ヶ月も面倒みてくれた。 まだ過去にいる奴らもいる……。


陸「よしっ! 行くぞっっっ!!!」


ピンポーーーーーーン!!


「はい」


陸「湘南連合藤沢支部の者です。優輝菜さんにお線香をあげさせて下さい」


ガチャ


「どうぞ。入って?」


一家心中は嘘?