総司が帰って来ない……。陸と翔が海上を周り、総司の帰りを待つ……。


彼方で星とは違う光を発見!!!


陸「来たーーーーーー!!!」


翔「よし!土方さんに報告……。土方副長!遠方に沖田組長確認。 時期に戻ります」


土方「分かった。点滴の準備しとく。
ご苦労だった」


陸「沖田組長!陸です。お迎えに上がりました」


総司「心配してた?ごめんごめん」


翔「優輝菜が心配で泣いてます。早くして下さい」


総司「優輝菜ーーーーーー!!!
今帰るよ〜〜〜〜〜〜!!!」


全速力で陸達の下へ走らせ、合流し、陣営へ向かった



……………………………




優輝菜「総司〜〜〜〜〜〜!!!」


着陸した戦闘機に走る優輝菜。


総司「ごめんごめん。薬の調達に手間取ってね………。」


降りてきた総司に抱き付いた


優輝菜「爆撃されたかと思ったじゃんっっっ!!!」ポロポロポロポロポロポロ


総司「ごめん………泣かないで」ナデナデ


優輝菜「私が行けば良かった……。待つの嫌いなの知ってるでしょ!!!」


総司「はいはい」


「降ろしてくれ」


優輝菜「ぎゃあっっっ!!! 何っ!」


総司「すみませ〜〜〜〜〜ん………」


総司は戦闘機にまた上り、後ろの人物を降ろした………


全「……………………………。」


優輝菜「……………………………。
随分でけー荷物だな………。なんで来たの………」


「軍医が必要だろ?」ニコニコ


優輝菜「お父さん…………」ギュ……


父「頑張ったな……。優輝菜……。これで安心だろ?」


優輝菜「……………………………。
ありがと……。お父さん………」


父「さて……点滴開始!行こう!!!」


お父さんは武田と病棟へ走った………


優輝菜「うぅ……。うぁ………」


嗚咽を零しながら泣き崩れた


土方「粋な事してくれたな………」


総司「私は止めたんですけどね?
父上が『優輝菜が参ってるはずだ。最高の薬は自分より医療に富んだ人物だろ』って言われたら連れて来ない訳には行かないでしょ」


土方「良くやった……。総司……」


優輝菜「ありがと……。総司………」


総司「優衣はご立腹です」


優輝菜「……………………………。
帰るの恐ぇな………。まず飛び蹴り食らい、背負い投げられる………」


土方「……………………………。」


総司「……………………………。」


優輝菜「電解質作って来ますっっっ!!!」


優輝菜は気持ちを切り替え走り出した