土方「睡眠薬を飲ませた。明日の朝まで起きないだろう。お前らで作れるな?」


武田「出来ます」


土方「優輝菜が起きたらお前らも順に寝ろ……。お前らが倒れたら全員死ぬんだぞっっっ!!!」


武田「……………………………。
すみません………。」


烝「電解質の作り方教えてくれ。俺も手伝う」


武田「有難い。猫の手も借りたいくらいだ………」


烝「猫ちゃうわっっっ!!!」


武田は電解質の作り方を教えて優輝菜の代わりになって手伝い始めた


土方「頼むな………」


烝「副長も一緒に寝て下さい。何かあったらすぐ呼びに行きます」


土方「いや……。優輝菜置いたら直ぐ戻る」


烝「優輝菜の近くにおってください」


土方「はぁ?」


烝「優輝菜の体力は限界です。縛り付けておかな……起きたら戻って来てまう」


土方「……………………………。
分かった。縛り付けて来る」


烝「副長がおれば大丈夫やと思うで?
一番の特効薬やからな……。

副長も寝てないんやろ?朝になったら交代してくれたらえぇ」


土方「……………………………。
すまないな……」



……………………………




土方「朝まで一緒にいてやるから……」


優輝菜の頭を撫でて、優輝菜が飲んだポカリを土方も飲んで朝まで爆睡した2人




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優輝菜「あぁっっっ!!!ヤバイ!!!」



優輝菜は立ち上がり、身支度を済ませ、隔離病棟へ駆け出した


優輝菜「ごめんっっっ!!!」


烝「良く眠れたん?」


優輝菜「ごめん……。寝不足続きでぶっ倒れた感じ?」


烝「そうや。さ。俺らもこれ出来たら寝るなぁ?」


優輝菜「申し訳ない………」


土方「起きたか……」


優輝菜の声を聞いて病室から来た


優輝菜「すみません………。今私が抜けたら困るのに………」


土方「いや……。全然大丈夫だ………」


優輝菜「……………………………。
それはそれで傷付いた………」


優輝菜は溜息をついて電解質を作り始めた


土方「患者も大分落ち着いて来た」


優輝菜「でも、多分まだピークは過ぎてない」


土方「……………………………。
英語……入ってるぞ」


優輝菜「……………………………。
頂点……。かな………。分からん」


土方「疲れ抜けてないのか?頭働いてないな………」


優輝菜「こっちの分量間違えたら困るから……。後でね……」


土方「そーゆー事か………。じゃ、病室戻る」


優輝菜「今までの死者は?」


土方「百ちょい………」


優輝菜「……………………………。
はぁ〜〜〜〜〜〜…………」


土方「史実よりはずっと良いはずだろ?」


優輝菜「……………………………。
助けられなかった人達に……申し訳ないと思ってる……」


土方「お前1人で抱え込むな。救った数のが多かった事を喜べ」