陸「……………………………。
優輝菜さんが………乗ってくれた……」


左之「何だ?今の……」


総司「さぁ……」


翔「優輝菜は大抵乗る。乗らなきゃ優輝菜じゃねぇ……。」ケラケラ


陸「俺……リクムーやだな」


翔「何が良かったんだ」


陸「ぽっころ」


翔「ギュニュウ特選隊じゃねぇじゃねぇかっっっ!!!」


陸「……………………………。」


晋作「日本語で話してくれねぇか……」


坂本「おまんらに通訳できるがか……」


翔「……………………………。
日本語です………」


陸「未来のお伽話っすかね………。
星と星との戦いに地球が勝ち抜いて行く……みたいな………?」


新八「……………………………。
竹取物語か?」


翔「……………………………。
そうっすね……。かなり近いっす」


近藤「なる程………」


陸「随分良い加減っすね………」ボソ


翔「面倒臭いから良いんだよ。あの素晴らしい作品は見なきゃ理解出来ねぇだろ……。口では伝え切れねぇ伝説なんだよ」


陸「そうっすか………」


翔「さっ!俺らもフリザー様の所に戻るぞ………。 きうんとぉーーーーん!」


陸「翔さん……本当はスーパー猿人になりたかったんすね………」


翔「っっっあたりめぇ〜〜〜だ!!!
アウストラロピテクスもビックリだ!」


ブォーーーーーーン!!!


陸「……………………………。
そこ杉田玄白で良いじゃん………」


ブォーーーーーーン!


悠馬「ちげぇ!!!杉田玄白は解体新書作ったすげぇー人なんだよっっっ!!!」


ブォーーーーーーン!




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優輝菜「歳ありがとね………」


土方「……………………………。
俺……何もしてねぇんだが………」


優輝菜「何とかまた明日から戦いに出るよ………」


土方「いや。命令は絶対だ。お前に拒否権はねぇ………」


優輝菜「ふっ!私の死体背負っても戦に出しそうだね………」


土方「首だけ連れてくかな………」


優輝菜「え……。お願いだから体と頭を引き離さないであげて………」


土方「え……。何で……」


優輝菜「私が可哀想だから……。
女だし……、ちゃんと腐る前に埋葬して………」


土方「ふっ!分かった………」


優輝菜「出来れば……日本で死にたいな。子供達や陸斗。これから生まれて来る赤さんに会いたいし……」