晋作「海軍は東郷に任せるとして、俺らは……特攻隊だな。」


優輝菜「馬鹿か……。特攻隊ってぇのは戦闘機毎敵陣に突っ込むことだ……。
生きて帰ることのない、人間兵器だよ」


晋作「………………………………。
先発隊……とでも言おうか………」


坂本「生きて帰る。儂等は生きて帰るんだ……。」


土方「生きて……先の戦に備える……」


優輝菜「今のうちからお金貯めといて。莫大な金がかかるから、長期戦になったら日本は負ける」


麻呂「分かった。今は国の経費を三割軍に費やしてるんだが……」


優輝菜「はぁ〜〜〜〜〜?そんなに?」


未来では一割行くか行かないかだろう。


麻呂「どうすりゃ良いんだよ!!!」


優輝菜「………………………………。
これ以上下げられないけど……あげることも出来ない……。

あぁ〜〜〜〜〜〜!!!どうすれば…」


頭を抱える優輝菜……。


総司「優輝菜が壊れかけてる。足りない脳で考えるからいけないんだよ……」


バコンっっっ!!!


優輝菜「お前もたまには考えたらどうなんだっっっ!!!」


翔「あいつらに使ってる燃料もタダじゃねぇんだ」


優輝菜「くっそぉ〜〜〜〜〜〜!!!」


ダダダダダダダダダダダ


徘徊している戦闘機目掛けて走り出した優輝菜。


優輝菜「止まれーーーーーー!!!」


両手を振って制止させた。


左之「なんだよ……散歩中だ」


優輝菜「軍費が足りないんだよ!!!
お前らのお遊びに軍費は費やせねぇ!
後一時間で飛べなかったらお前らは先発隊からは外す!!! 良いな!!!」


新八「マズイ……」


一「それは恥だ……」


平助「頑張りますっっっ!!!」


優輝菜「一時間だよ!一時間っっっ!!!」


四人は時計を確認。お父さんからの贈り物。腕時計だ。


幹部、天皇、総理の麻呂。晋作、坂本にもあげた。


後で東郷にもあげよう………。


左之「ぜってぇ飛んでやるっっっ!!!」


優輝菜「……………………………。

期待してる………。早く飛んで……。」


左之のヘルメットをバンバン叩いてエールを送り、戦闘機を閉めた




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