優輝菜「ゲラゲラゲラゲラ
大日本帝国は安泰だ。 ゲラゲラ」


麻呂「……………………………。」


戦闘機が着陸し、優輝菜は土方の所まで走った


優輝菜「楽しかった?」


フラフラになって降りてくる土方を支えながら問う優輝菜。


土方「……………………………。」


土方は優輝菜にもたれかかり暫く沈黙。


土方「……………………………。
凄い…………」


優輝菜「これを習得出来て、自分で操縦出来るようになったら最高だよ」ニコ


土方「お前は極めるのにどれ位の月日を要した?」


優輝菜「半年……かな?」


土方「陸軍は三月で極めてやる」


優輝菜「横浜に住むつもり?」


土方「バイクで通う。お前には負けねぇ」


坂本「死ぬきぃーーーーーー!!!」


晋作「これは面白い!!!」


ケロっとしてる総司と晋作。


総司「早く自分で操縦したい!!!」


優輝菜「お疲れ様でしたぁ!」


左之、新八、平助は戦闘機からも降りられないで、真っ直ぐ前を直視。


優輝菜「大丈夫?怖かった?」


左之「んなわけねぇっっっ!!!」


優輝菜「じゃあ早く降りて来なよ!!」


新八「余韻に浸っているだけだ……」


平助「あぁ。素晴らしい体験だった…」


一は厠へダッシュ!!!


土方「鉄の塊に乗ったぞっっっ!!!」


優輝菜「いやいやいやいや。あなたは前にも沖縄へ行った時に乗ってます」


土方「格が違うだろっっっ!!!お前の時代の飛行機に比べたら、これは鉄クズだろっっっ!!!」


総司「まだ慣れないんですかぁ?」


土方「い〜〜〜〜〜〜や………。
楽しかった………」


もちろん優輝菜迄は皆の悲鳴は聞こえない。 故に強がっている面々……。


優輝菜「少し休んだら先ず陸を走りましょうか……」


全「それなら楽勝っっっ!!!」


優輝菜「ガンバッテクダサイ」


平助「何その喋り方………」


漸く優輝菜の方に向く平助


左之と新八は、まだ放心状態。


優輝菜「瞑想中?」


左之「あぁそうだ!!邪魔しないで頂きたい!!!」


新八「こんな素晴らしい体験は一度で十分じゃねぇか?」


左之「あぁ。俺もそう思う」


翔「流石っすね……。吐きませんでしたね……」


左之「陸軍を舐めて貰っちゃあ困る」


それでも前方目線はやめられないらしい……