「その頃の亜紀さんの態度なんかを見ていて、不信感もあって…彼は知り合いに相談したらしいの。

そして…その知り合いが弁護士を紹介した…それが私だった。」



それから…亜紀さんの様子や、家の様子…子どもたちの様子を聞きだして…一刻も早く動いた方がいいと感じたらしい。


凄く…嫌な予感がしたそうだ。



亜紀さんに【出張がある】と嘘をついた日。


予想通り…家に男が入って行ったところで…浮気の証拠を掴んだ。


そして……その日、【日帰り出張になった】と言い、朝陽と博斗と無理矢理お風呂に入ると、2人の痣だらけの身体を見て涙を流さずには居られなかったそう…。




「不倫と虐待……もうここまで来たら言い逃れなんて出来なくて…そのまま2人は離婚になったの。」