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倒れていた朝陽に駆け寄り、救急車を呼んで一緒に病院に行った。


誰に連絡して良いか分からず、唯一連絡先を知っていた朝陽の弟の博斗に連絡を入れた。



すると……1時間経たないくらいで、お父さんとお母さんが病室に入ってきた。

痩せ細った朝陽を見て、お母さんは泣き崩れ


「やっぱり…私があの時行かせなければ…こんなにならなかったのかもしれない……。」


と…自分をずっと攻め続けていた。





あぁ……この人たちは…本当に…


本当に朝陽の事を想っているんだ…。




血の繋がりなんて関係ないんだ…。