「離して‼︎何で裏切った‼︎」
「は?何いってるのかしら?私達、元々はあなたを利用してただけよ♡」
「りよ…う?」
「そ♡あなたがどーしても手に入れたくて、あなたが赤ん坊の時、盗んできちゃった♡」
「え………」

何言ってるかわけわかんなくて、でも、一つだけ分かった。紅は、私を利用したかっただけで、本当の仲間じゃない。

「ほぉーら♡りゅうやくん?殺されちゃうわよー♡」

「りゅうや‼︎」

りゅうやは…倒れてた。血を流して。

「いやっいやっ!りゅうやー!」

体じゅうが痛い。千切れそうに。

「ほらほら、そんな暴れると体千切っちゃうわよ?」
「ぐはっ!りゅう…やっっ」

「ふふっ!いい反応よ……きゃああっ!」