『あ~、、頭痛い、、』



ふらふらとゆっくり歩きながら帰る

身体がが少し冷えてるのか少し寒い。


ドン--ッ


フラフラしてた私は
前から来た人に肩がぶつかってしまう。



『わっっ、、』



トンッ--



踏ん張れなかった私は
そのまま倒れそうになる


だけどその身体が誰かに支えられる。



『すいませんっ、、ありがと、、あれ』



顔を上げ
お礼を言おうと顔を見ると
支えてくれたのは


『大丈夫っすか?』



鶴谷くんだった。


少し息を切らして
走ってきたのかな?


はぁとため息をつくと


『家どこっすか、送ります』



そう言って身体を離す。

鶴谷くんとちゃんと話すのは
あの残業の日以来。


あれからまた少し、、気まずいまま
ただ仕事のことだけ話したりする程度だった。