『どこまで、進んでる?』



後ろで悩んでることが気になった私は
鶴谷くんの企画書を見せてもらう。



横に並ぶ形で見せてもらってたんだけど
いきなり、



仕事中だと油断してた私は



チュッ--


と頬にまたキスをされた。



ガタタッ--!



いきなりすぎて驚いた私。

つい椅子に座ってた身体が椅子から落ちてしまう。


ドン--ッ


と尻もちをつく私。



『つ、鶴谷くん!』



『ぷっ、、すみませんっそんな驚くと思わなくて』



尻もちをついて顔真っ赤になってるであろう私を椅子に座りながら
見下ろす鶴谷くんはそう笑いながら手を差し出した。



仕事中は真面目だったから
ついスキを見せた。


この前スキを見せたらダメだって
自分に言い聞かせてたのに、、。



差し出された手を掴み立たせてもらった
私は



『真面目にしなさいっ、、!か、会社でこんなこと、、』



そう注意した。


『会社じゃなければしていいの?』



なんて返してくる鶴谷くん。



『そ、そんいう意味じゃありません!』



なんて必死で先輩を演じて
どうにか冷静を装うも
多分、、いや、絶対からかわれてる。