『絶対、しのぶのことだよ~』
そう煽ってくる明里は
とりあえず無視して今日はなんの用なんだろう
そのことを考えてた。
ご飯。とも言わずにただ時間が
あるか聞いてきただけ。
考えてもわからないわよね。
とりあえず仕事仕事!
そう切り替え横でうるさい明里は
引き続き無視して仕事に集中。
仕事も片付き出した頃
私の前に現れたのは部長。
出た!
なんて思って分かってるけどなんでしょうかと聞く。
思った通りの押し付け残業が決まる。
同時くらいに、携帯に連絡が入るも
当たり前に追加の仕事が入った為まだかかるという事を伝えた。
それにこんな時に限って量が半端ない
部長は接待があるらしく
すまんなぁと言いながら接待と言うなの
飲み会へと消えていった。
徐々に人が帰ってく中
鶴谷くんと私の二人になってしまった。
『鶴谷くん?まだかかるの?』
『あーはい、上手くまとまらなくて』
新商品のまとめた書類が終わった後、
違う商品開発の提案が鶴谷くんへと入り
その案を出してるらしい。
つまりは抜擢されたってことで
指導担当としてはすごく鼻が高い。