『ほんとに？あの人はしのぶさんに少なくとも意識してるみたいに見えたけど』
『えっ！？そんなわけ、、』
勝浦さんが私に？
またも
唐突なことを言い出す鶴谷くん。
ありえない。
ただ相談に乗ってくれるだけで
そんな気持ち勝浦さんが持ってるわけない！
『俺にはそう見えた。なぁ、しのぶさんは？どう思ってんの』
もう下がれません
背中にソファの背が当たる。
ギリギリまで近づいてきた鶴谷くんは
膝が当たる距離で止まった。
近い、、。
『そんな、好きとかは、、それに勝浦さんほどの人だったら彼女くらい、、』
『ほんとに？いや、絶対しのぶさんに好意がある』
そんな根拠どこにあるのっ
そう思うけど何を言っても絶対そうだと突き通される。
