と、心の中で文句を言い、
ため息一つ。
クルっと横を向いてた体をディスクに
戻し、新しい書類の、整理をする。
これくらい自分でやれっつうの。
自分の、仕事を押し付けるのが
部長なんだけど。
そんなことを考えながらモクモクと
こなしてた私の肩にまた
ポンポン
と手が乗る。
振り返ると今度は
『ど、どーしたの?鶴谷くん』
鶴谷くんのまばゆい笑顔。
ニコニコと笑顔で見てくる鶴谷くんは
私の手元を指さして
『俺にも出来る仕事ですか?』
そう聞いてきた。
わけがわからず
『え?あーまぁまとめたりするだけだから、うん』
そう答えた。