その話は昼を食べて戻ってきた鶴谷くん
によって途中で


変に鶴谷くんに話ししないでよ!


と念を押し終わった。



結局どうしたらいいのかとか
アイデアなんてのも聞けなかった。


まぁただ誰かに聞いて欲しかったってのも
あるんだけど。




いつも通りその日は鶴谷くんに
仕事の事で話す以外は普通に過ごして
いつも通り定時になり明里は帰って行く。



きっと彼氏なんだろーなぁ


と嬉しそうに帰る後ろ姿を、見て



よし、私ももうすぐ、終わるし
変に気を張っちゃったし帰ってゆっくりしよ

なんて考えて目の前の書類を終わらせ
片付ける。



それと同時にポンポンと叩かれる肩。