毎日のようにお決まりの道を


決まった時間に歩き。



決まった席で決まった業務をこなす。



こんなことが1年、ずっと


続いてしまったら?なんて考えたら


恐怖すら感じてしまう。



『はぁ〜』



『どーしたぁ?筒村ぁ悩み?この明里様に言ってみな』




ため息を漏らす私の横のディスクから
そう声をかけてきたのは

同期の鈴木明里。同じく24歳。