その言葉を聞いて

スッと心が少し楽になった。






辞めたらいい、


なんて辞めたいと思ってたけど、絶対に
駄目だ、、


そう考えてた私がいたし


きちんと自分のやりたいことを
見つけなきゃって


この先、こんなだったら駄目だって


決めつけてたんだ。



そうわかったら、楽になった気がした。



『勝浦さん、ありがとうございます』




『少しは力になれた?』



『はい、もう少し続けてみます!この当たり前から何か生まれるかもしれないですしね』



そう思うと楽になれる。

考えすぎないでいいんだよね。



『良かったよ、俺も担当する子が同じ悩みを持ったら力になろうって決めてたからさ』




そう言って笑う勝浦さんは



ほんとに素敵に見えた。




もともと素敵な人なんだけど


なんだろう、ちょっと変な気持ち。




かっこ良くて優しい先輩。


なんだけど悩みを話したからかな?



胸が少し熱くなった―――。