沈黙が流れて数分。
時計のチクタク
という音だけが部屋に響く。
どう切り出すべきが考えてた私に
『勝浦さん、、だっけ?怒るんじゃないっすか?家なんかに男呼んで』
私を見ずに
そう言う鶴谷くん。
あぁ、やっぱまだ誤解してるんだ。
『勝浦さんは、、彼氏じゃない』
『また嘘、、ですか』
『違うよ?、、違う、あの日は勝浦さんに伝えたの。ごめんなさいっ、、て』
そう伝える。
分かってくれるか分からないけど
分かってもらえないと困る。
『、、それ本当?』
『うん、、確かに、勝浦さんはかっこいいしドキッとすることもあったけど、でも憧れの存在で好きって、、気持ちはないって。』