『どうします?』



歩きながら鶴谷くんが
そう聞いてくる。


どうしよう、


『家、、はどうでしょう、、』



『いいんすか?』



なんで家って言ったのかわからないけど
きっと落ち着いて喋れるところが
家が一番だったからだと思う。



『うん』



『しのぶさんがいいなら』



そう決まり
タクシーで家まで移動。


そのタクシーの中は
もちろん無言。


タクシーを乗り

どうぞと部屋まで案内。


ソファーに座ってもらって
とりあえずお茶を出して私はソファーの向かいのベットへと腰を下ろす。