『無理だよー、、それに服だって適当だし、心の準備だって』



『あー、うるさい。心の準備なんてとっくに出来てるはずでしょ。服なんて気にする必要なし』




ビシッと言われ
反論できずにドキドキと高鳴ってくる胸をどうにか落ち着かす。


そんな私を笑いながら見て
鞄を持ち



『じゃあ私、お邪魔だろうし帰るわ』



そう言い出した。


『えっ、居てくれないの!?』



いや困るよ。


一人でなんて。



『ここじゃなんだし告る時は個室か家にしなさいよ』


『えっ、うん。じゃなくてお願い!一緒に居てよぉ、せめて鶴谷くん来るまで!』



そう明里の腕をつかみながら説得。


もう告白するときは覚悟決めるから
一人でも頑張るから

せめて彼が来るまでは一人は落ち着かないし
側にいて欲しいじゃない。