私も素直になれば
鶴谷くんから指輪もらったり
一緒に出かけたりなんて
してくれるようになるのかな?
そんな妄想が膨らんで
一人で勝手に照れてしまった。
やっぱりそうなりたいって
私の気持ちは言ってるんだよね、、
『ってそんなことじゃなくて、あんたのことよ!どうすんの』
『だからタイミング、、』
やっとマシンガントークも終わり
ハッと気づいたように鶴谷くんの話に戻る
すると
『あーもうウザい!携帯貸しなさい』
手を前に出し
私に携帯を、催促。
しぶる私。
早くっと怖い顔してる明里に
しぶしぶ携帯を出すと携帯をイジイジ。
と、耳に当ててどこかへ電話?
え、まさか
『待って明里っ!その相手って、、』
その言葉に
しーっと口の前に人差し指を当てる。
いやしーっじゃなくて!
慌てて携帯を、取り返そうと
試みるも
『あ、もしもしー?私、鈴木だけど』
そう話し始めてしまう。
"えっ?鈴木さん?あれ、これしのぶさんのじゃ、"
微かに聞こえる電話の相手の声。
明らかに焦ってる。
『ちょっとさぁ話あるんだ。今から言うとこに来てくれる?』
そう聞くと今いる場所を伝えて
電話を切り携帯を、返してくれる
『鶴谷くん、来てくれるって』
とそう言って。
やっぱり、、。