『お疲れっ』
カチンッ--
いつものお決まりのビールで
乾杯。
『で、話しって何だ?ってまぁだいたい想像できるけど』
私の緊張をほぐしてくれようとしてるか
ニコッとわらってそう話しを切り出してくれる。
その笑顔に少しホッとして
『勝浦さん。勝浦さんのお気持ちホントに嬉しかったです』
『うん』
私の言葉に頷いてちゃんと聞いてくれる。
『私の気持ちは、、勝浦さんの事はその、とても良い先輩だと思ってます』
『そうか』
『憧れの存在なんです。だからこれからも部下と上司の関係で、相談とか乗ってもらったり、愚痴言い合ったりなんてできる関係でいたいんです』
『...うん、わかった』
俯きながら
ゆっくりと、整理しながらここ一ヶ月
考えてた私の気持ちを伝えた。
ゆっくり顔を上げると
やさしく笑ってわかったと言ってくれた。