『ま、元気なうちに入ったほうがいいよ。俺もそろそろ帰ろうかな、ご馳走様でした』



『あ、そうだよね、うん。ほんとごめんね』


良かった、と少し安心したけど
まだ熱が下がりきってないのか

少し、、ほんの少し寂しいと思ったのは
秘密。





『じゃあお邪魔しました。お大事に。もしなんかあったら連絡すること!これ俺の連絡先なんで』



そう言って渡されたのは鶴谷くんの
携帯電話の番号とメルアド。


なんだか鶴谷くんのほうが年上みたいな感じ。



『はいはい』



年下扱いされると少しムッとしてしまう。



実際年下じゃないし。



ほんとめんどくさい性格だよ私。