『ど、どう?』
『美味いっすよ?』
お味噌を一口飲み
そう笑って言ってくれる。
良かった
と一安心。
『鶴谷くん、なんで昨日帰り道、いたの?』
『えっ、、あぁ、、しのぶさん。フラフラして具合悪そうだしなんか、心配なってつい』
あぁ、、だから走ってきてくれたのかな?
でも居てくれたから
良くなったわけだし助かった。
『ありがとうね、私、どうしても風邪ひくと精神的に弱くなって、、』
今思い出すと、、
私、相当恥ずかしいこと言ってる、、。
思い出しながら恥ずかしくなってくる。
あぁぁ。
今すぐ忘れてほしい、、。
そんな私の想いを悟ったのか
ニヤッと笑う鶴谷くんは
『昨日のしのぶさん。可愛かったなぁ~甘えたりしてきてさぁ』
なんて言い出した。
その言葉にまた熱が上がりそうなくらい
恥ずかしくなって
『わ、忘れて!』
そうお願いしてみた。