「へぇ!聖奈ちゃんっていうんだ!
今日からお友達だね!」
「う、うん…
叶斗くんよろしくねっ!」
叶斗くん。人見知りの私にすごく話しかけてくれた。
優しいな…
いつも男の子とか私がおどおどしてるから呆れてどっか行っちゃうのに…
「あっ!聖奈ちゃん!もうすぐ6時になっちゃうよ?おうち、大丈夫なの?」
ん?
「ああああ!
お母さんに怒られる!」
叶斗くんのことばっかり考えてて時間なんてすっかり忘れてた!
「ありゃー汗 でも仕方ないよね!
僕もお母さんに怒られちゃうから帰るね!じゃあね聖奈ちゃん!」
「ぅうん!ばいばい!叶斗くん!」