「あのさ、意味わかんないんだけど、 何?"ずっと前から好きだった"? 出会ったばっかのくせに? せいぜいお前もみてんのは外見程度だろ? それでよくずっと好きだったとか言えるよ、お前のずっとは短いんだな。 …言いたいことはそれだけ? じゃあね軽い女の北原さん。」 ついムカついたからひどいことも言ってしまったと思う。 けどそんなの関係ない。 俺は北原を図書室に残し歩きはじめた。