ステージに司会のさっきの受付の男が現れ、周りに歓声が響く。 「それでははじまりましたー! エントリーNo.1番!二年一組白峰叶斗さんでーす!想いを伝えたい相手は、北原聖奈さん!ではどうぞ!」 キャー!という声と共にステージに上がる。 俺は大きく息を吸い込んだ。 「_____________________