「すいません!これやりたいです!」 「えぇ⁉あぁはいい!どうぞ!」 俺が急いで走ってきたのに驚いたのか、受付の男は変な声を出した。 「あなたが一番ですよ、それじゃあ想いを伝えたい相手は?」 「北原聖奈です」 「ほぉ〜わかりました!んじゃあ今からやりますのでスタンバイしてくださいね!」 この男は聖奈のことを知らないのか、驚きもせずに言った。 そして俺は覚悟を決めた。