相変わらずあまりしゃべらず全員が黙ったままでいると






「ねぇ」






突然小宮が口を開いた。







「あたし達…もう前に進むべきなんじゃないかな?いつまでもこんな調子じゃきりないし、聖奈は自分がいなくなっても元気なみんなの姿が見たいと思う…」





「自分がみんなのことを悲しませてるって思ったら聖奈悲しむと思うの…」





すこしうつむきながら言う小宮。