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「あたし最低だよね、渚が今すごく幸せそうにしてるのに…大事な友達の幸せを素直に祝えなくて。まだどっかで直哉を諦められない自分がいて…。もういやだ。」






こんなんじゃ聖奈に嫌われても仕方ない。





あたしは聖奈に怒鳴られる覚悟をしていた。




けど





_____ポンポン




え?




「聖奈…?」



聖奈はあたしの頭を優しい笑顔で撫でていた。