________________ 「あたし最低だよね、渚が今すごく幸せそうにしてるのに…大事な友達の幸せを素直に祝えなくて。まだどっかで直哉を諦められない自分がいて…。もういやだ。」 こんなんじゃ聖奈に嫌われても仕方ない。 あたしは聖奈に怒鳴られる覚悟をしていた。 けど _____ポンポン え? 「聖奈…?」 聖奈はあたしの頭を優しい笑顔で撫でていた。