「聖奈ちゃん久しぶり!」 「あっ、近藤くん!」 病室の入り口には近藤くんと叶斗くんがお見舞いの果物をもって立っていた。 「聖奈ちゃん!はいこれ!みんなで買ったんだ〜」 「ありがとう〜!ごめんねこんなに…」 「あははー!いいのいいの!これ買うために渚とデートできたし!」 あ、そっか! 二人は付き合ってるんだっけ。 渚ちゃんは照れ臭そうに笑った。