「はぁ〜聖奈、なんでこのこともっと早く言わなかったの」




「だって…」




怖かったんだもん…




「あーわかってるから大丈夫、明日までしかいられないんだよな?」




「うん…」




やっぱりさみしいけど…



もうなんか大丈夫だ。




すると叶斗くんは二カッと笑って




「ちょっとだけデートすっか」




そう言ってあたしを夜の街へ連れ出した。