「ぅっう…」




優しいあたしの親友はあたしの背中をさすりながらこう言ってくれた。




「たとえ聖奈があたしのこと嫌いでも、あたしは聖奈が大好きだよ。どんなときでも一緒にいてくれた親友だから。聖奈が辛い時はあたしがそばにいる。ちょっとずつでもいい。話してみて?」



ちゃんと渚ちゃんはあたしの気持ちをわかってくれてる。




…渚ちゃん…ありがとう。





変な心配してたあたしがばかだったね。





渚ちゃんはずっとそばにいてくれた。





あたしがこんな奴でも、絶対離れなかったもんね。





…話せそう。



今なら。渚ちゃんになら。