へなへなっと笑うと、渚ちゃんはあたしを睨んで言った。 「あんた…本気で言ってんの!? おかしいじゃない!あんなに好きだったのに…」 …別れたいわけないじゃん。 だけどね、もう決めたことなんだ。 もし…死ぬなら…未練が残らないように大切な人をみんな傷つけて、あたしのことなんか嫌いにさせちゃえば… きっと…辛くないはずでしょう? 「……るさいなぁ…」