『よかった!遊園地でいいかなあ? あそこに行きたくて!』 受話器越しに聞こえる聖奈の声が明るくてこっちまで嬉しくなる。 「あぁいいよ、じゃあいつものまた合わせ場所に9時集合な」 『うん!じゃあまたね?おやすみ』 「おやすみ」 電話をきって俺はベットに寝転んだ。 ふふふふふ 楽しみだ… 寝る前に彼女の声を聞けるなんて、なんて幸せなんだろう。 自分の部屋で笑いながら俺は眠りについた。