「北原さん、あなたはガンです。」 え…? 頭が真っ白になった。 ガ…ン? 嘘でしょ? 「北原さん、あなたのガンは胃がんです。それももうだいぶ進行が進んでいますこのままだと転移をするのも時間の問題でしょう」 あたしには信じられなかった。 …ねぇ待ってください。 どうしたらいいの? あたしが知らない間にコイツはあたしの体を蝕んでいたの?