「あーあ…目腫れてる…」 私は鏡に映る自分を見て ため息をつく。 制服に着替えて 重い足取りで学校に向かう。 下駄箱に行き自分の 上履きに履き替えようと した時...。 あれ…?上履きがない...。 何で…? 私はごみ箱を見る。 そこには捨てられてる 私の上履き。 悲しくなって 泣きそうになる。 「岡田?」 私はその言葉に 急いで上履きを取り出す。 「あっ一条くん おはよっ」 私は精一杯の笑顔を作る。